『小さなお別れ会』のお役立ちコラム

何をすれば心に残るお別れ会になるの?

「故人らしいお別れ会にしたい」という気持ちはあるものの、お別れ会に参加した経験のある方はまだ少なく、決まった形もないため、どのような内容をすればいいのか、イメージが湧かない方もいらっしゃるのではないでしょうか。故人を偲ぶあたたかなお別れ会におすすめのプログラムや装飾についてご紹介しましょう。

追悼する気持ちを表わす献花や思い出を
語りながらのお食事を

最近は、宗教儀礼を行わないお別れ会を希望される方が増えているため、参加者全員で故人の冥福を祈るプログラムとして、宗教を問わない献花をおすすめしています。献花後にお食事を囲みながら、故人との思い出を語り合うお別れ会なら、故人とゆかりのある方々にきちんとしたお別れの時間を過ごしていただけます。献花をされたことがない方もいらっしゃると思いますが、やり方は難しくありません。主催者や遺族の前まで進み、一礼して献花用の花をスタッフから受け取ります。茎側を左手に、花側を右手で持ち、献花台の前まで進んだら遺影に一礼します。花の根本が祭壇側に向くように持ち替え、献花台に花を静かに置きましょう。遺影に深く一礼して黙祷します。黙祷の際は仏式となる合掌はしないこと。最後に主催者や遺族に一礼して席へ戻ります。ぜひ覚えておいてください。

故人の思い出の写真や趣味の作品や道具を
展示するメモリアルコーナー

会場内の入口付近には、故人らしさを感じる思い出の写真や愛用の品、趣味の道具や作品などを展示するメモリアルコーナーを設けましょう。入場した時に、故人の在りし日の姿を見ていただくことで、思い出話をしていただきやすくなります。手作りのスナップボードに思い出の写真を貼り付けたり、パネルボードの写真を飾ったりと自由に配置します。故人が好きだったことや色をテーマにするといいですよ。例えば、海や山などの自然、音楽や映画など趣味をイメージしたカラーコーディネートやアイテムを飾れば、さらに故人らしさが引き立ちます。ほかには、プロに依頼して故人の年表や家系図を作成して展示することも。アイデア次第で故人らしさが伝わるメモリアルコーナーが作れます。

心に残るファミリーヒストリーの上映や
サプライズな映像演出も

思い出の写真のスライドショーや故人の歴史をストーリーに仕立てた映像「ファミリーストーリー」を上映すると、故人との思い出をより鮮明に思い出せます。また、プロカメラマンによる集合写真の撮影や、当日の動画をエンドロールとして上映すれば、故人を通じて結ばれたご縁を感じられるプログラムになります。但し、過去の写真の展示や映像を上映される場合、故人以外の方が写り込む場合は、必ず事前にご本人へ確認しましょう。故人と親しい方であっても、了承なく自分の写真が展示されたり、映像で流れると不快に思われる方もいらっしゃるからです。参加者すべての方に「よいお別れ会だった」と思っていただける内容にすることが大切です。メモリアルコーナーやプログラムについては、経験豊富なプランナーに故人が好きだったことや思い出をしっかり伝えることが成功のポイント。ご予算に合わせてさまざまなアイデアを提案してくれるので、安心して相談してください。

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